2005年6月8日水曜日

韓国OhmyNews携帯電話向けデジタル放送でニュース番組



携帯電話など移動体通信機器向けのデジタル放送をめぐる動きが韓国で活発になっている。インターネット新聞のオーマイニュースは今年から韓国で普及が始まると見られるDMB(デジタルマルチメディア放送)にニュース番組を提供する。年内にオーマイニュースの市民記者らが登場する映像ニュースなどの放映を始める考えだ。ネット新聞がDMBをニュース発信の手段として使い始めることで、携帯電話を舞台した放送と通信の融合が加速する可能性もある。





DMBは携帯電話などの移動体向けデジタル放送。衛星DMBに加え、地上波DMBも6社の事業者が決まり、各社は順次、試験放送や本放送を始める予定だ。韓国電子通信研究院(ETRI)などの調査によると、衛星と地上波を合わせた韓国のDMB市場は4年後の2009年には5倍の7000億ウォン(約770億円)規模に成長するという。日本でも衛星DMBは2004年10月に移動体向け衛星デジタル放送サービス(略称モバHO!が始まっている。



オーマイニュースは2000年創刊。ネット新聞の記事を再編集した紙媒体のニュース週刊誌、ネットに動画のニュースを配信する「オーマイTV」などに事業を拡大している。呉連鎬社長は「今後、(DMBなど)いろいろなプラットフォームを使いニュースを発信することになる。(他社が運営する)ポータル(玄関)サイトも活用したほうがメリットは大きい」としており、ニュース発信の形態を多角化する考えだ。









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