中国関連などの情報サービスを手掛けるサーチナ(東京・中央)は、ダウ・ジョーンズ日本法人、ダウ・ジョーンズ・ジャパン(東京・千代田)と共同で新しいオンライン投資情報サービスを始める。7月15日、都内で開かれた展示会で、サービス画面の一部を公開した。日米中のマーケット情報(株式、為替、商品など)をワンストップで提供する点を売り物に、顧客への情報提供サービスを強化したい証券会社向けの需要などを開拓する。
(写真はサービス画面の例。クリックで拡大します)
新サービスの名称は「グローバルマーケットアトラス」。両社は別々に記事を編集して配信するが、利用者は同じサービス画面のなかで「日本株」「中国株」など分野別に両社の記事をまとめて読める仕組み。日米中の企業の株価の動きを同時に比較できるチャート機能も備えた。英語や中国語などで書かれた記事は、速報性を重視して自動翻訳ソフトで素早く日本語化して配信したり、必要に応じて日本の新聞記事のような構成の文章に書き直したりするという。
サーチナがシステム開発を担当した。サービス画面のデザインは納入先の企業のサイトにあわせて変えることができる。
■関連リンク
4月27日のプレスリリース(業務提携)
http://searchina.ne.jp/pr/disp_press.cgi?y=2009&d=0427&f=net_0427_001.shtml
7月23日のプレスリリース
http://searchina.ne.jp/pr/disp_press.cgi?y=2009&d=0723&f=net_0723_001.shtml
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