2010年3月2日火曜日

若者が新聞を読まない理由、首位は「料金がかかるから」

 20~34歳の若者層の動向を調査しているM1・F1総研(東京・港)は「若者と新聞」と題したリポートを公表した。調査結果によると、普段新聞を読まないM1層(20~34歳男性)の「新聞を読まない理由」の首位は「料金がかかる」だった。



 一方、新聞を読むM1層の「新聞を読む理由」は、「効率的に情報収集できる」「幅広い情報が得られる」「情報量が丁度よい」などが上位となり、新聞を読まない層とは真逆の認識だった。


 M1・F1総研は「料金を気にする若者にもっと新聞を読んでもらうためには、新聞で得られる情報の質や日常生活に役立つ点などをうたうよりも、『効率的』に幅広い情報を『賢く』情報収集できる点を訴求していくべき」と分析している。








 


 
 
 
 


 
 
 
 


 
 
 
 


 
 
 
 


 
 
 
 


 


 
 
 
 


 
 
 
 


 
 
 
 


 
 
 
 


 
 
 
 


 


 
 
 
 

■(新聞を読まないM1の)新聞を読まない理由
料金がかかる62.6(%)
読むのに時間がかかる37.9
他媒体の情報で足りている24.5
ゴミが増える22.8
余計な情報が多い18.3
■(新聞を読むM1の)新聞を読む理由
効率的に情報収集できる46.1(%)
社会人として常識だ41.8
幅広い情報が得られる39.3
毎日継続して読める31.5
情報量が丁度よい26.5
(「M1」は20~34歳男性、M1F1総研調べ)

 M1・F1総研(http://www.m1f1.jp/)は、「R25」「L25」「Hot Pepper」の広告などを手掛けるメディア・シェイカーズ(東京・港、電通とリクルートの共同出資会社)が2006年11月から運営している調査機関。


・発表資料(PDFファイル)
http://m1f1.jp/files/release_topic_100225.pdf
http://m1f1.jp/files/topic_100225.pdf


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