2007年8月6日月曜日

日中比較・20代のメディア利用(2)――信頼度、中国ではポータルが首位

 日経メディアラボと清華―日経メディア研究所(北京)の共同調査では、仕事や学業に必要な情報収集手段としての各メディアの位置付けも聞いた。



(1)メディアの使い分け
 仕事や学業の情報収集に使うメディアの比率を「1人100%のうち、テレビはだいだい○%、新聞は○%…」といった方法で答えてもらった。日中とも首位はパソコン(ネット)で、中国では6割、日本でも過半数を占めた。日本は中国に比べ、テレビと雑誌の割合が高い。新聞と携帯電話(ネット)は日中の差がなかった。=グラフをクリックすると大きくなります


メディアの使い分け


(2)メディア信頼度
 各メディアに対する信頼度を尋ねた質問で、「とても信頼している」「だいたい信頼している」と答えた人の割合を合計して比較した。中国の首位はポータルサイト。以下、企業のホームページ、報道機関のサイトとネットメディアが続いた。日本は新聞、企業ホームページの順だった。


メディア信頼度


(3)仕事・学業でのネット活用
 仕事や学業のために、ネットを使って毎日頻繁に行っていることを聞いた。日中ともに「検索エンジンの活用」が首位だが、中国は日本に比べ利用者の多さが際立っている。日本では仕事・学業目的ではほとんど使われていない「チャット」が、中国では2番目によく利用されている。


仕事・学業でのネット活用


(続きはこちら)


■「日中比較・20代のメディア利用」記事一覧
(1)ネット依存強い中国、日本はネット+TV併用
(2)信頼度、中国ではポータルが首位
(3)利用時間帯、ネットで日中に違い



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