2009年5月28日木曜日

Twitter、日本でも利用者数が増加――ネットレイティングスが分析

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 インターネット視聴率調査会社、ネットレイティングス(東京・渋谷)は5月27日、4月の月間インターネット利用動向調査の結果を発表した。4月の目立った動きとして、「Twitter」が日本でも利用者数を伸ばしていることを指摘している。(画像はプレスリリースから抜粋した日・米・英の利用者数の
伸び率の比較。クリックで拡大します)



 ネットレイティングスの鈴木成典シニアアナリストは「米国や英国では著名人によるTwitterを活用した情報発信が盛んになったことで、利用者数を伸ばしてきています。日本においてはまだ認知度が低く、一部のユーザーがその利便性に気づき始めている段階だと推測されます。今後、米英同様に影響力のある著名人がコミュニケーションツールとしてTwitterを選択し情報発信を行えば、利用者数の急増が予想されます。また、Twitterが広く浸透し、多くの利用者を獲得すれば、コミュニケーションツールとして活用を検討する企業も増えてくるでしょう」とコメントしている。


■関連リンク
プレスリリース原文
http://www.netratings.co.jp/New_news/News05272009.htm
Twitterに日本語版、広告事業を展開(2008年4月)
http://nikkeimedialab.jp/blog/2008/04/twitter-6077.html


2009年5月27日水曜日

ヤフーがテレビ向け動画配信――映画予告編など3000本を無料で

090526  ヤフーは5月26日、テレビ向けに動画をネット配信するサービスを始めると発表した。シャープが6月10日に発売するAQUOS(アクオス)の新製品「DS6ライン」で視聴可能。ヤフーがパソコン向けに配信している映画の予告編など約3000本を情報料無料で配信する。(写真は新サービスのデモ風景。クリックで拡大します)



 シャープは以前からテレビでインターネットを利用するための技術「Exシステム」を独自に開発し、アクオスに搭載。ヤフーも2008年5月からアクオス向けのポータルサイトを開設している。「DS6ライン」からExシステムが動画対応になったのにあわせ、ヤフーも動画サービスを始める。


 ヤフーが「オフィシャルチャンネル Powered by Yahoo!動画」というサイト名でパソコン向けに配信している動画(メディアや企業、政党、その他法人が配信するビデオ)約3000本をテレビ向けにも配信する。


 利用者はテレビリモコンを使って、ヤフーの「動画チャンネル」にアクセスして動画を見る。「おすすめ」「ニュース」「スポーツ」「新着」「人気」などの再生リストを選ぶと自動的に連続再生したり、同じ画面に動画と再生リストを一緒に表示したりできる。今後は映画の予告編を再生中に映画館の上映時間を表示させたり、テレビ放送とテレビ向けネット動画を連携させた広告などにも取り組んでいく考え。


■関連リンク
プレスリリース原文
http://pr.yahoo.co.jp/release/2009/0526a.html
「オフィシャルチャンネル Powered by Yahoo!動画」
http://channel.yahoo.co.jp/
ヤフー、テレビ向けポータルサイトを開設
http://nikkeimedialab.jp/blog/2009/04/post-016f.html




2009年5月26日火曜日

買い物時の情報受発信パターン、8つに分類――博報堂などが分析

 博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは5月25日、人々が買い物するときの情報受発信パターンを8つに分類する分析結果を公表した。店員や店頭の情報だけで購入する「店だけ」型が最も多い層である一方、ビールやシャンプーなどの商品で購入後にメーカーのウェブサイトなどを通じて活発に受信行動をする「マス・店+事後確認」型の存在を指摘。「購入の手助けのための情報より、購入後の『絆』作りにつながるようなコンテンツを作るほうがこのパターンには有効」(両社のプレスリリース)としている。



 首都圏と阪神圏に住む20~60代の男女を対象にしたネット調査(2008年11月27日~12月1日に実施)の結果をもとに分析した。8分類は以下の通り。


・「店だけ」型(23.1%)
 店員や店頭など、店周りの情報のみで購入する型
・「クチコミ・店」型(10.1%)
 店からの情報に加え、思い立ち前から購入後までリアルクチコミ情報に頼っている型
・「マス・店」型(12.6%)
 思い立ち前から購入後まで、一貫してマスメディアからの情報受信をメインとする型
・「マス・店+事後確認」型(10.2%)
 マスと店を参考にして購入するが、購入後もメーカーWEBに訪問するなどの受信行動が活発な型
・「WEB・店」型(19.7%)
 店頭情報を参考にしながらも、自らメーカーHPやソーシャルメディアなどWEB情報も検索する型
・「マス・店・クチコミ+発信」型(7.2%)
 店に加え、マスメディアとリアルクチコミから特に情報摂取し、自らもリアルクチコミを発信する型
・「全方位受信+発信」型(8.8%)
 WEBを中心としながらも多くのメディアから情報受信し、自らリアルクチコミやWEBクチコミ発信もする型
・「情報未受信」型(8.2%)
 どのメディアからの情報摂取も活発ではない型


■関連リンク
プレスリリース原文(PDF)
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2009/20090525.pdf
プレスリリースのHTML版(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=220932&lindID=5


2009年5月22日金曜日

NHKの研究所、最新の放送技術を一般公開

090521_1  NHKの研究機関、NHK放送技術研究所(技研、東京・世田谷)が最新の研究成果を展示・一般公開するイベント「技研公開2009」が5月21日始まった。会場は同研究所で会期は24日まで。入場無料。



 初日の会場では、ハイビジョンの16倍の画素数を持つ「スーパーハイビジョン」の技術を使って札幌の街の映像を衛星生中継する展示や、特殊な眼鏡が不要な「インテグラル立体テレビ」などの展示に来場者が行列をつくっていた。



(↓個別の展示内容はこちらをご覧ください)



・利用者のログイン情報、携帯→テレビに自動引き継ぎ



・「現在/近い将来/未来」――3パターンの通信・放送融合



・見るべき番組を推薦してくれるテレビ「CurioView」



・アナログ跡地利用「マルチメディア放送」実現へ技術検討進む



・丸められる超薄型テレビ・フレキシブル有機ELディスプレー



・視線調査、多人数同時で効率的に



・「手ごたえ」デジタルで再現・VR技術応用



・視聴者参加型のCG番組制作――ゲームパッドでキャラクター操作



・テレビのデータ放送、Javaを使って高機能化



 






■関連リンク
技研公開2009(公式サイト)
http://www.nhk.or.jp/strl/open2009/
NHK、スーパーハイビジョンで多チャンネル中継(IT-PLUS)
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=NN001Y819%2013052009


利用者のログイン情報、携帯→テレビに自動引き継ぎ(技研公開2009)

090521_6 有料動画サービスの利用者が携帯電話でログインすると、テレビで有料動画を見るときにも自動的にログイン状態が引き継がれる技術が、「技研公開
2009」で展示された。例えば、利用者が外出中に携帯で見ていた有料動画の続きを帰宅後に自宅の大画面テレビで見る、といった使い方を想定している。(写真は携帯画面を拡大表示した展示の様子)



 デモ展示では「ブルートゥース」規格の無線通信機能を備えた携帯電話機とテレビ受像機を使い、携帯でログインしたときのユーザー認証情報を携帯からテレビに転送した。「ブルートゥースにこだわっているわけではなく、例えば「おサイフケータイ」などに使われている非接触IC技術「フェリカ」を使った連携も可能」(技研)という。


■技研が作成した仕組み図(クリックで拡大します)


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「現在/近い将来/未来」――3パターンの通信・放送融合(技研公開2009)

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 「技研公開2009」では通信と放送を融合した新技術を3種類、紹介している(写真は展示の一部。クリックで拡大します)。すでに2008年12月から始まっている「NHKオンデマンド」をはじめ、「現在(の技術)」「近い将来(の技術)」「将来(の技術)」と時間軸に分けて展示している。





【現在】NHKオンデマンド


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 インターネット回線をつないだテレビやパソコンを使い、過去に放映した番組を見られる有料サービス(写真はパソコン向けの操作画面)。見逃した番組を10日後まで見られる「見逃し番組」サービスと、過去の名作ドラマなどを1タイトルごとに購入して見る「特選ライブラリー」サービスがある。


【近い将来】放送通信連携IPTVサービス


090521_4 テレビのデジタル放送とインターネットを使ったビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスを一体化する技術。例えば、視聴者が連続ドラマを見ているときに、リモコンの「d」ボタンを押すと(テレビ画面の右下に「見逃しサービス・データ放送で実施中!」のマークが表示される=写真)VODの番組選択画面に切り替わり、同じドラマの過去の回や関連番組などをネット経由で視聴できる。視聴者が「NHKオンデマンド」よりも簡単な操作で使えるのがメリットという。



【未来】高度衛星ダウンロード放送


090521_5 視聴者が選んだ番組の動画データをインターネットではなく衛星放送の電波を使って配信するサービス(写真は衛星からダウンロード中のテレビ画面と受信装置)。インターネットを使った動画配信サービスと違い、一度に多くの視聴者に動画を配信できる利点がある。


見るべき番組を推薦してくれるテレビ「CurioView」(技研公開2009)

Giken201_2  NHK放送技術研究所がパナソニックと共同で進めている番組のリコメンド(推薦)システムが「CurioView(キュリオビュー)」だ。現在見ている番組に関連した番組のタイトルや一場面を表示し、視聴を促す。



 例えば生放送のニュースを見ていて、中国の製造業のニュースが流れると、画面のサイド部分で中国に関する特集番組、製造業のドキュメンタリーを紹介する、というようなサービスが可能になる。これをオンデマンドサービスと組み合わせることで、視聴者はより深く情報を取得することができる。


 リコメンドは「メタデータ」と呼ばれる、さまざまな番組の付随情報を参照し、その重なり具合(マッチング)によって自動的になされる。最も基本的なのは、電子番組表(EPG)に含まれるテキストを利用するもので、同じ言葉を含む番組をリコメンドする手法だ。ただ、あるドラマを視聴しているとき、推薦されるのがその過去の放送回ばかりでは面白みがないので、すでに見た番組はリストから除外するなどの工夫が必須だという。


 EPGのデータだけでなく、新しいメタデータを番組から抽出する仕組みの開発も進んでいる。例えば、前述のように生放送のニュースをもとにリコメンドを行う場合には、アナウンサーの声を音声認識して文章化し、そこからキーワードを拾う。また、映像を解析し、カメラが切り替わった瞬間や、野球中継で打者がホームランを打った場面などに細かく印を付けておけば、番組単位ではなく場面単位で映像をリコメンドできるようになる。


 「テキストはそれ自体が意味をなしているので検索やリコメンドに適しているが、動画はそれ自体が意味を持っていないため、ひとつひとつ意味を教えていかなくてはいけない。アナウンサーが『次のニュースです』といったらそこがトピックの変わり目になっているとるか、野球中継でカメラが打者から外野に向かって孤を描くように移動したら外野フライかホームラン、という具合に。それは容易なことではない」と担当者は話す。


 そうしたメタデータによるリコメンドに、人気ランキングや、過去の視聴履歴を加味していくことも検討中という。


アナログ跡地利用「マルチメディア放送」実現へ技術検討進む(技研公開2009)

Giken202  政府は2011年7月にアナログのテレビ放送が終了した後、空いた電波の周波数帯の一部を使い「携帯端末向けマルチメディア放送」のサービス実施を予定している。NHKでは現在、利用可能となる電波のうちVHF-Low(90~108メガヘルツの周波数帯)を使いISDB-Tsb方式で行う放送について全国のラジオ局などと共同で検討を進めている。



 総務省ではVHF-Low帯は地域ブロックごとの放送に、VHF-High(207.5メガヘルツ~222メガヘルツの周波数帯)は全国向け放送に使用する方針を固めている。現在VHF-Highでの放送にはNTTドコモを中心とした「マルチメディア放送」陣営(ISDB-Tmm方式を採用)と、KDDIを中心とした「メディアフロージャパン企画」陣営(MediaFLO方式を採用)などが参入を検討している。


 技研公開の会場でも、ISDB-Tsb方式による放送実験について紹介しており、車載機をイメージした試作受信機を展示していた。マルチメディア放送では、現在のワンセグ放送と同じようにストリーミングで映像を配信するほか、ダウンロードで映像を端末に送ることも可能になる。担当者は「まだ開始時期は正式に決まっていないが、アナログ停波後速やかに、となるとサービス開始までの時間はあまりない」と話す。特に、まだ未経験のダウンロード配信については技術的に検証すべき点も数多く残っているという。ただ「ただISDB-Tsbはデジタルラジオですでに実用化されている方式であり、ワンセグ放送との親和性も高い」とのことで、新しい方式の導入を目指すよりは、実現可能性という点でアドバンテージがありそうだ。


丸められる超薄型テレビ・フレキシブル有機ELディスプレー(技研公開2009)

Giken2032  テレビを丸めて持ち運ぶ――SF小説の一場面のような光景が、いよいよ現実になろうとしている。そう感じさせてくれるのは、技研が共同印刷と研究している「フレキシブル有機ELディスプレー」だ。



 有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレーは機能的に優れ、プラズマや液晶に続く新しいディスプレーとして注目を集めている。今回、技研が公開したのは、高効率のリン光性有機EL素子と、その駆動装置も有機化した有機TFT(薄膜トランジスター)をプラスチック素材の中に閉じ込めた新方式のものだ。薄く、しかもプラスチック素材のため、丸めることもできる。


Giken2031 しかしプラスチックを使うと、水や酸素を通すために有機素子の劣化を早めてしまう、製造工程に不可欠なトルエンやアセトンといった溶液に弱いなどの問題がある。


 担当者は「実用化のためには、これまでになかったような製造技術を考える必要があるのではないか」と話していた。



視線調査、多人数同時で効率的に(技研公開2009)

Giken204  人が画面のどこを見ているか、視線の動きを調べる「アイトラック調査」は、近年ウェブサイトのユーザビリティーを高めるためにも用いられている。しかしこの調査では統計に必要なデータを収集するのに非常に時間がかかるとされてきた。



 NHK技研は、このアイトラック調査を効率的に行う仕組みを開発した。それが今回展示した、大画面テレビを使って、一度に5人の被験者の視線を同時に調査するシステムである。テレビの下には、眼球の動きをとらえるカメラが5台ずらりと並んでいる。このシステムを使うことで、従来1カ月ほどかけて集めていたデータを、4日で集めることが可能になった。


 NHKではこうして得られたデータを分析し、どのような映像を作れば集中して見てもらえるのか、ノウハウを蓄積している。例えばセットの配置を換えたり、人物の画面内での大きさを変えるだけでも集中度が変わってくるという。


 「特に子供番組の場合、集中しているかどうかで情報の理解度が全く異なる」と担当者は話す。アンケート調査を併せて行ったところ、集中して見ているときは9割近く理解しているのに、集中していない場合は3割程度に留まるケースもあったとのことだ。


 情報を分かりやすく見せる技術はマスメディアのお家芸とも言えるものだが、それがこうした客観的なデータによって裏付けられ、公開されるとネットへの応用も可能になるかもしれない。


「手ごたえ」デジタルで再現・VR技術応用(技研公開2009)

Giken205  90年代前半、バーチャル・リアリティー(VR)が社会的に大きく注目された時期、NHK技研も日本国内の研究拠点のひとつとして多くの成果を発表していた。関連の研究は現在も続いている。



 そのひとつが、触覚(手触り感)や力覚(手ごたえ)を機械的に再現する仕組みの研究だ。今回の技研公開でも、ポスター展示コーナーで映像によって紹介されていた。


 91年に米MIT(マサチューセッツ工科大学)で開発された力覚再現装置「Phantom(ファントム)」は、長年この研究を進める上で中心的な役割を果たしてきた。これは指先に装着し、そこに力の強弱を伝えることで、何かに触れている感覚を擬似的に味わえるというもの。技研では1年ほど前から、この装置を複数の指先に同時に装着して、物体に触る感覚をどこまでリアルに再現できるかを研究している。ファントムの複数連結実験は、ほかの研究所では例がないという。


 NHKでは、この技術を視覚障害者にも分かりやすく情報を伝えていくために役立てていく考えだ。また、デジタル放送になってメニュー画面の操作などが増えていることから、その支援にも応用できるのではないかと期待を寄せている。


視聴者参加型のCG番組制作――ゲームパッドでキャラクター操作(技研公開2009)

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 視聴者がインターネットを使って参加しながら、コンピューター・グラフィックス(CG)を全面的に取り入れたテレビ番組を制作する技術の展示ブースも
「技研公開2009」来場者の人気を集めていた。(写真は展示の様子。右下の女性がゲームパッドを操作すると、左上のテレビ画面のなかのCGキャラクター
の動きが変化する)



 展示では、背景も登場人物もCGでできた番組があらかじめ用意した台本に従って自動的に進行。進行中に視聴者役のスタッフがゲームパッドを使ってCGキャラクターを操作したり、マイクを使ってセリフをしゃべったりすると、台本にはなかったアドリブとしてリアルタイムで番組内容に反映される。


 「TV4U(ティービー・フォー・ユー)」と名付けたNHKの技術。HTML言語を使ってウェブページを制作するような感覚で、「TVML」という言語を使ってCG番組の台本を書くと番組ができる。TV4Uのウェブサイトを通じて、TVMLで台本を書くためのソフトを無料配布している。


■関連リンク
TV4U
http://www.nhk.or.jp/strl/tvml/tv4u/
TVML
http://www.nhk.or.jp/strl/tvml/



テレビのデータ放送、Javaを使って高機能化(技研公開2009)

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 次世代の衛星放送である「高度衛星デジタル放送」のデータ放送の制作にJavaを使う試みが展示された。BSデジタル放送や地上デジタル放送のデータ放
送に使われているBML(Broadcast Markup Language)よりも、多くの機能を盛り込めるのが利点という。



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 展示ブースでは、ドラマの字幕放送のデータを使ってセリフから見たいシーンを検索するデモ(上の写真)や、ニュースの字幕放送をフランス語、ドイツ語など複数の外国語に翻訳するデモ(下の写真)を見られる。


 携帯電話向けにテレビ番組を配信するときに、携帯の小さな画面でも見やすいように重要な部分をクローズアップした映像を表示できるようにする技術も展示されていた(どこをクローズアップするかは放送局側であらかじめ指定しておく)。


2009年5月20日水曜日

”グーグル携帯”6月にも国内発売――ドコモが新製品発表会

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 NTTドコモはグーグルの携帯電話向けプラットフォーム「Android(アンドロイド)」を搭載したスマートフォン「HT―03A」を6月にも発売する。5月19日午後に都内で開いた新製品発表会で、2009年夏モデル18機種のなかの目玉として発表された。(写真左=発表会で「HT―03A」を紹介する山田隆持社長。クリックで拡大します)





090519_2   「HT―03A」(写真右)は、iPhoneのApp Storeのように、利用者が「Androidマーケット」からアプリケーションを自由にインストールして使える仕組みで、iモードには対応していない。山田隆持社長は、発表会の質疑応答で「スマートフォンの良さは”全世界ケータイ”であること。ドコモの独自性よりも、お客様に便利に使っていただけることが重要。ドコモの独自性はドコモのアプリケーションをつくるということになる」と話した。


 ”グーグル携帯”発売に対し、同日午前に新製品発表会を開いたソフトバンクモバイルの孫正義社長は「米国ではiPhoneがナンバーワンをキープしている。iPhoneは日本発売から1年経つが、ドコモ・au・ソフトバンクの全機種のなかで一番売れている。尻上がりで売り上げを伸ばしており、一時的な物珍しさで買われているのではない」とコメントしている。


■グーグルが制作したPR用動画



■関連リンク
プレスリリース原文
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090519_00.html
ドコモ、夏モデル18機種を発表 グーグル携帯が日本初上陸(IT-PLUS)
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS3K1900Y%2019052009
ドコモ、「グーグル携帯」を来月発売 2万円台から(IT-PLUS)
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D140EP%2014052009


2009年5月19日火曜日

サイバーエージェント、「男の子牧場」サービス停止

 サイバーエージェントは5月18日、5日前に開設した女性向け携帯サイト「男の子牧場」のサービスを5月19日に停止すると発表した。



・サービス停止のプレスリリース
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2009/0518_1.html
・男の子牧場のお問い合わせに関して(サイバーエージェントではたらく広報担当のブログ)
http://ameblo.jp/cair/entry-10260663830.html


 婚活(結婚活動)をテーマに、女性の会員同士が知り合いの独身男性の情報を共有するサイト。プレスリリースによると、「ご提供頂きました登録情報、及び男性プロフィール情報につきましては、当社で責任をもって廃棄させて頂きます」という。


 

■関連リンク
「男の子牧場」炎上、「牧場メーカー」「女の子牧場」などパロディサイト乱立(ITmedia)
 「男性を家畜扱い」「個人情報どうなる」 婚活サイト「男の子牧場」に批判殺到(J-CASTニュース)
女性向け婚活サイト「男の子牧場」に批判殺到 名称変更を検討(MSN産経ニュース)


フジテレビ、学校に「番組制作体験プログラム」販売――JTBグループと組む

 フジテレビはJTBグループと共同で、中学生・高校生がテレビ番組制作を体験できるプログラムを商品化し、7月から試験的に運営を始める。中学校・高校の修学旅行などの需要を見込む。 フジテレビ湾岸スタジオ(東京・江東)で、学級ごとに「めざましテレビ」の擬似番組(約10分間)を制作する。



 学校単位で販売し、価格は1人当たり3950円。JTB法人東京(東京・港、川村益之社長)などJTBグループ各支店が販売を担当する。2010年度に2万人分の販売を目指す。今後は一般向けに販売する体験プログラムや、企業の新人研修向けプログラムも開発していく考え。


■関連リンク
プレスリリース原文(PDF)
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=1101
日経プレスリリース(HTML)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=220309&lindID=5


2009年5月16日土曜日

カカクコム、CCC提携の相乗効果は?――都内で決算説明会

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 カカクコムは5月15日、2009年3月期の決算説明会を都内で開いた。前の日に音楽・映像ソフトレンタル店「TSUTAYA」を展開するカルチュア・
コンビニエンス・クラブ(CCC)との業務・資本提携を発表
した直後だけに、証券アナリストらから提携に関する質問が相次いだ。(写真は会場からの質問に答えるカカクコム田中実社長)







 田中実社長の主な発言は以下の通り。


――CCCとの相乗効果をどう考えている?


 「まだ、提携効果を出すためのプロジェクトチームを一緒につくることで合意したばかりだ。(「Tポイント」を展開するCCCのノウハウを活用した)カカクコムグループのポイント制度導入や、CCCの映像ソフトレンタル事業などと「eiga.com(エイガ・ドット・コム)」(カカクコム子会社が運営する映画情報サイト)との連携、リアル店舗とモバイルで強みを持つCCCとインターネットで事業展開する当社との相乗効果。まずはこの3点を急いで具体化したい」


――特定の企業との関係強化で、「価格.com」などのサイトの中立性はどうなる?


 「提携前にCCCの増田宗昭社長と話し、サイトの中立性を確保できることを確認できた。CCCと提携したいと思ったのは、当社を理解してくれていると感じたからだ」


――カカクコム独自のポイント制度について。


 「全面的に導入するのは難しい面があり、慎重に検証していく。利用者に付与するポイントの原資をだれが負担するかが問題になる。パソコンや家電は(激しい価格競争で)利幅が小さく、ポイント原資を販売業者が負担するとなると価格競争を損なう恐れがある。一方、コスメなど粗利が分厚い商品ジャンルはポイント制度による販促効果を得られるのではないか」


 「当社は買い物に必要な情報を集めるのが得意。他の役員は分からないが、私は当社がアフィリエイト広告を配信する仕組みや決済機能を持つことには興味を持っていない」


――ポイント原資をカカクコムが負担する可能性は?


 「選択肢としてはあるが、そのぶん(販売業者がカカクコムに支払う情報掲載料である)クリック課金を値上げしなければならなくなる、というループが生まれてしまう(ので慎重に判断したい)」


■関連リンク
CCC、カカクコムとの資本・業務提携発表(IT-PLUS)
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AT1D140CF%2014052009


2009年5月14日木曜日

ブログ運営3社、共同で活性化キャンペーン

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 NECビッグローブ(東京・品川)、シーサー(東京・渋谷)、ソネットエンタテインメントは5月14日、それぞれが運営するブログ開設サービスの閲覧・投稿増を狙ったキャンペーンを共同で始めた。
 (写真はキャンペーンの仕組みの説明図。クリックすると大きくなります)



 6月30日までの期間中、各社のサービスを使って新規投稿されたブログ記事のなかから、一定の割合でプレゼント当選の印(金・銀・胴の「宝箱」のイラスト)を表示。「宝箱」を見つけた読者と、見つけられたブログの筆者にそれぞれ景品やポイントを贈る仕組み。


 「ブログ閲覧者の相互誘導を行うことで、各ブログサービスのページビュー3割アップを目指す」(3社のプレスリリース)としている。


■関連リンク
プレスリリース原文
http://www.biglobe.co.jp/press/2009/05/090514-1.html
共同キャンペーンの告知ページ
http://webryblog.biglobe.ne.jp/campaign/takara/
NECビッグローブの「ウェブリブログ」
http://webryblog.biglobe.ne.jp/
シーサーの「Seesaaブログ」
http://blog.seesaa.jp/
ソネットエンタテインメントの「So-netブログ」
http://blog.so-net.ne.jp/


サイバーエージェント、”婚活”テーマにした女性向け携帯サイト――独身男性の情報をネット共有

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 サイバーエージェントは5月13日、女性の携帯電話ユーザーを対象にした”婚活”(結婚活動)支援サイトを開設した。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の機能を使い、女性の友人同士で知り合いの独身男性の情報を共有する。
 (写真はサイトの画面例。クリックすると大きくなります)



 新サイトの名称は「男の子牧場」(http://otoboku.jp/ =携帯からのみ利用可能)。登録は無料。登録した利用者が知り合いの男性の情報をサイトに投稿し、女性の友人同士で共有する。利用者の女性を「牧場主」に見立て、ゲーム感覚で利用できる仕掛けにしている。


 「結婚活動=婚活という言葉が社会現象になる中、現在の婚活において「恋人・結婚相手が欲しいと思った時、友人の紹介での出会いを求める」人が47%と大半を占めるなど、SNSの発展等と共に人脈ネットワークによるパートナー探しが主流となっている」(同社のプレスリリース)ことに着目したという。


■関連リンク
プレスリリース原文 http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2009/0513_1.html


2009年5月13日水曜日

「ヤフー!ニュース」に”ニュース記事風”広告――ヤフーとオールアバウト

 ヤフーとオールアバウトは、「ヤフー!ニュース」の読者を狙った新しい広告商品を5月13日から販売する。オールアバウトが広告主企業の新商品・サービ
スを紹介する記事広告ページを制作。ヤフー!ニュースのページ内に新設する専用スペースで記事広告を紹介し、読者を記事広告に誘導する。



090512 (写真は12日発表のプレスリリースに添付された記事広告の見本画像、クリックすると大きくなります)


 通常の記事広告よりも企画・制作~掲載までの期間を短縮(最短で11営業日)。「ニュース同様の鮮度を持った情報を広告として見せることで、訪問したユーザーが違和感なく情報を取得」(両社)できる効果を期待している。


■関連リンク
プレスリリース原文
http://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2009_01/090512_01.htm


2009年5月7日木曜日

アマゾン、電子書籍リーダー「Kindle」に大画面モデル投入

 米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムは6日、電子書籍リーダーの「Kindle」を大画面化した「Kindle DX」の予約販売受付を開始した。価格は489ドル(現行モデルは359ドル)。





 現行モデルでは6インチだった画面を9.7インチに拡大。従来は縦長のサイズでしか表示できなかったが、端末を持ち替えて横長のサイズで表示させることもできる。また、保存できる電子書籍の数も1500冊から3500冊へと増大した。PDFファイルをそのまま閲覧できる機能も搭載している。


 また、Kindle DX向けに新聞記事のコンテンツを配信するニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ボストン・グローブの3紙は、同コンテンツの長期購読申込者に対し、宅配地域以外の居住者であることを条件に、Kindle DXを割引価格で販売するとしている。


(現行モデルとの比較)






















  Kindle DXKindle
画面サイズ9.7インチ6インチ
端末の大きさ(インチ)10.4 x 7.2 x 0.388 x 5.3 x 0.36
保存可能書籍数3,5001,500
ヨコ長表示機能×
PDFファイルそのまま表示変換して表示
価格489ドル359ドル

アマゾン社の「Kindle DX」紹介ページ
http://amazon.com/kindleDX



2009年5月1日金曜日

「インタフェースとコンテンツの間に区別はない」チームラボ・SKETCH PISTONとは

Teamlab03  インターネット関連システムの開発やアート作品の制作を手がけるチームラボ(東京・文京区)は4月、新しいWEBデザインのコンセプト「SKETCH PISTON(スケッチピストン)」を発表した。情報を掲載したWEBサイトであると同時に、その画面がゲームにもなっているというざん新な手法で、すでに第一弾として都市開発を手がけるアイディーユープラス(大阪市、田端知明社長)の企業サイトを構築した。



 アイディーユープラスのサイトを開くと、「会社概要」「採用情報」などと描かれた雲が画面の中を流れていく。そして背広姿の小さなキャラクターが次々と上から降ってきて、画面の中を歩き回り始める。そこにマウスで線を描き、道を作ってあげるとキャラクターたちはもくもくとそれに沿って歩く。画面内に自動車を走らせたり、気球を浮かべたりすることもできる。


 この不思議な感覚のWEBサイトを、チームラボはなぜ作ろうとしたのか。そして何を目指しているのか。社長の猪子寿之氏と、同社マーケティングプランナーの渡部憲一氏に話を聞いた。


 
――どういうきっかけで開発に着手されたのですか。


(猪子)
もともと、WEBにラクガキができたらおもしろいんじゃないか、という発想がありました。しかも、ただ図形を描くようなものじゃなくて、描いたものがアニメーションのように動き出したりして、自分が描いた世界で遊べるようなものだったらおもしろい。そんなことをチームの中で話し合って作っていきました。


真っ白なキャンパスに絵を描くのって意外に難しい。でも、ある程度完成された世界がそこにあって、そこにイタズラするような感覚で絵にしていくのなら誰でもできます。


(渡部)
ゲーム性を入れよう、という考えもありましたね。


(猪子)
そう。それもルールはシンプルで、自分で目的まで作れるようなゲームです。


どんどん画面に出てくる「ジャパニーズビジネスマン君」は、基本的にまっすぐ前を向いて歩きます。そこにビルを建てると方向転換して反対側に歩き出すし、坂道を描けばがんばって登ろうとする。ボールを置いておけば転がしていきます。各要素には物理的な法則だけがパラメーターとして与えられているだけなので、それらが重なったときにどう動くかは、僕たちも完全には予測できません。現実の物理法則とは一致しないので、ビルが飛んでいってしまうとか、あり得ないことも起きますけど、まあおもしろいからいいか、って(笑)。


ただ何となく動かしている人もいれば、ゴールのようなものを作って遊ぶ人もいる。絵を描く人もいます。みんな勝手に遊んでいます。


(渡部)
ひとつ具体例を見せましょう。ボールは普通に置いておけばジャパニーズビジネスマン君に押されて転がるだけですけど、坂道を作って、たくさんのジャパニーズビジネスマン君が協力して押し上げていけば、ボールを宙に浮かすこともできるんじゃないか。そう思って試してみたらできたので、「大玉ころがし」のようなゲームにしてみました。(下記動画参照)。でも、なかなかうまくゴールに玉が入ってくれない。

(猪子)
うまくいきそうでいかない、それもゲームの快感だと思うんですよ。イメージとしてはピンボールですかね。思い通りにならないのが楽しい。


――最初の作品が企業サイトになったのは?


(猪子)
以前から取り引きのあったアイディーユープラスさんからコーポレートサイトをリニューアルしたい、というお話をいただいたとき、今までになかったものにしよう、ということになって。都市開発を手がけている企業なので、ビルや樹木が出てくる「まちづくり」をモチーフにしています。ジャパニーズビジネスマン君を登場させたのは、日本の働く人ってかっこいいと思うから。僕のイメージでは、日本の都市はまっすぐに一生懸命働くビジネスマンと、イタズラ心で出来ています。


コーポレートサイトはきっちり作るもの、というイメージがありますけど、それだけではもったいないと思います。WEBは今、企業にとって顧客との最大の接点ですからね。せっかくサイトを訪れてくれた人には情報を楽しく見せてあげたいし、それによって面白いことをしている会社だな、と感じてもらえる。コミュニケーションのきっかけにもなります。最終的にビジネスは人と人との間で成り立つわけで、コーポレートサイトがうまくきっかけを作れば、場合によってはキャンペーンサイトを作るよりも効果的だと思いますよ。


――自社のサイトはスケッチピストン化しないのですか。


(猪子)
医者の不養生ですか?だって自社サイトをそうしても、誰もお金くれないし(笑)。ただ、スケッチピストンのプロモーションサイトは、ラクガキができないだけで実は裏でスケッチピストンが動いています。



インタビューに答えるチームラボの
猪子寿之氏(右)と渡部憲一氏

――サイトそのものがゲームになっていますが、サイト内のひとつのコンテンツとしてゲームを提供する、という形は考えませんでしたか。


(猪子)
考えませんでしたね。それには全く興味を感じません。


本来、コンテンツとかインタフェースとかって、区別がないものだと思うんですよ。


僕は高校を出たころからインターネットを始めて、大学を卒業して大学院に通いながらデジタルメディアの会社を作った。そのために既存のメディアと深くかかわる機会がなかったんです。テレビも見てませんでしたし。


だから本や新聞といった、紙のメディアの発想で作られたWEBサイトには、昔から強烈な違和感を持っていました。まずトップページから入って、サイトマップ通りに遷移していく階層構造とか、わけわかんない。そもそもページなんていう概念もなくていい。ネットってもっと自由なものだと思うんですよ。スケッチピストンに触れることで、そこを感じとってもらえたら嬉しいですね。それが未来へのヒントにもなると思います。


――今後、スケッチピストンでどのようなサイトを作っていく予定ですか。


(猪子)
正直に言いますよ。なんも考えてない(笑)。作るときは必死で作るので、後のことはあまり考ません。ただ現状でいくつか案件は動いていて、次回作はイラストレーターのタナカカツキさんとコラボレーションするプロジェクトになる予定です。


クリエーティビティーを刺激できるものだと思うので、将来的には教育とか福祉の分野にも応用できないかな、とも話しています。企業が採用に使ってもいいかもしれない。これで自由に遊ばせると、キャラクターの違いがくっきり出ますからね。渡部君のようにきちんとゴールを作ってその目的に向かう人もいれば、僕みたいにひたすらジャパニーズビジネスマン君を加速させようとする人もいる(笑)。


――さきほど「未来へのヒント」という発言がありましたが、チームラボが思い描く未来とは?


(猪子)
そうですね……言語化するのは難しいけど、まずワクワクする存在であってほしい。そこに行きたくなくなるような未来はイヤです。それと近年、日本の社会が急速に息苦しくなってきているように思うんです。他人とズレちゃうことが悪、みたいな。生産性が高く、合理的で、でも寛容な社会。そういう未来を創造していきたいですね。


そのためのクリエーティビティーは、チームで発揮されることになります。クリエーティブ、って言うと個人や個性の問題だと考える人も多いけど、僕は絶対そうは思わない。社会はますます複雑化しているし、全部一人で考えることなんてできません。そもそもクリエーティブな仕事って、誰かとの対話などを通じて、人の知恵を借りながら考えていくもの。だから僕らはチームでいきますよ。


                      ◇    ◇


スケッチピストンを初めて見たときに強烈な面白さを感じたが、その面白さをうまく説明することができなかった。今まで使ったことのない脳の一部分を刺激されたような感覚。それはまさしく芸術作品から受けるものだった。スケッチピストンは、高度なテクノロジーに基づくビジネスだが、同時に優れたアートでもある。しかし、猪子氏は「ビジネスとアートの区別も意味がない」と言い切る。既成の枠組みや発想、構造から常に自由であり続けるチームラボの強みを、スケッチピストンは象徴的に示している。


最後に、渡部氏はこっそりとこのゲームに隠された“裏技”を教えてくれた。「画面の右上にキーワード検索のボックスがありますが、ここにサイト内にない言葉を入れてみてください」。試してみると、チームラボの技術力とイタズラ心のレベルを目の当たりにすることができる。


(参考リンク)
「SKETCH PISTON」プロモーションサイト
http://www.team-lab.com/sketchpiston/sketchpiston1/


SKETCH PISTONで構築されたアイディーユープラス社のWEBサイト
http://www.iduplus.jp/


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