2009年5月26日火曜日

買い物時の情報受発信パターン、8つに分類――博報堂などが分析

 博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは5月25日、人々が買い物するときの情報受発信パターンを8つに分類する分析結果を公表した。店員や店頭の情報だけで購入する「店だけ」型が最も多い層である一方、ビールやシャンプーなどの商品で購入後にメーカーのウェブサイトなどを通じて活発に受信行動をする「マス・店+事後確認」型の存在を指摘。「購入の手助けのための情報より、購入後の『絆』作りにつながるようなコンテンツを作るほうがこのパターンには有効」(両社のプレスリリース)としている。



 首都圏と阪神圏に住む20~60代の男女を対象にしたネット調査(2008年11月27日~12月1日に実施)の結果をもとに分析した。8分類は以下の通り。


・「店だけ」型(23.1%)
 店員や店頭など、店周りの情報のみで購入する型
・「クチコミ・店」型(10.1%)
 店からの情報に加え、思い立ち前から購入後までリアルクチコミ情報に頼っている型
・「マス・店」型(12.6%)
 思い立ち前から購入後まで、一貫してマスメディアからの情報受信をメインとする型
・「マス・店+事後確認」型(10.2%)
 マスと店を参考にして購入するが、購入後もメーカーWEBに訪問するなどの受信行動が活発な型
・「WEB・店」型(19.7%)
 店頭情報を参考にしながらも、自らメーカーHPやソーシャルメディアなどWEB情報も検索する型
・「マス・店・クチコミ+発信」型(7.2%)
 店に加え、マスメディアとリアルクチコミから特に情報摂取し、自らもリアルクチコミを発信する型
・「全方位受信+発信」型(8.8%)
 WEBを中心としながらも多くのメディアから情報受信し、自らリアルクチコミやWEBクチコミ発信もする型
・「情報未受信」型(8.2%)
 どのメディアからの情報摂取も活発ではない型


■関連リンク
プレスリリース原文(PDF)
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2009/20090525.pdf
プレスリリースのHTML版(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=220932&lindID=5


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