2010年3月30日火曜日

KDDIのアンドロイド携帯、AR「セカイカメラ」を標準搭載

送信者 ラボブログ写真
 KDDIと頓知・(トンチドット)は3月30日、AR(拡張現実)技術の事業化で連携すると発表した。KDDIが6月に発売する、米グーグルの携帯電話 向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用したスマートフォン「IS01(シャープ製)」(写真上、左側の端末)に、頓知・のARアプリケーション 「セカイカメラ」を標準で搭載する。
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 ARは、現実世界の映像に、被写体の名称といった関連情報や、仮想のキャラクターなどを重ね合わせて表示する技術。セカイカメラはそのARを、アップル のiPhoneを使って手軽に体験できることから人気を呼んでおり、今回新たにアンドロイド版を開発した。セカイカメラでは「エアタグ」と呼ばれる緯度経 度にひもづいた情報を映像の中に表示するが、IS01ではエアタグを含めた形で写真撮影ができるなど、新機能も利用できる(=写真中)。また、スマート フォンではない従来型の携帯電話向けサービス「セカイカメラZOOM」も6月から期間限定で提供するという。


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 発表会場で、セカイカメラを開発した頓知・の井口尊仁CEO(=写真下)は「国内の通信キャリアと連携することで、ユーザーにさまざまな新しい提案がで きるようになる」と今回の協業に対する意気込みを語った。アンドロイド版の開発については「単にアンドロイドにセカイカメラを載せる、というのではなく、 この新しいデバイスにフィットする形でセカイカメラを提供する、ということに意味がある」と述べた。

■関連リンク

頓知・
http://www.tonchidot.com/

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