2009年7月15日水曜日

ブライトコーブ、動画配信プラットフォームの日本語版を公開

Brightcove  企業向けに動画のネット配信環境を提供するブライトコーブ(東京・恵比寿、橋本久茂社長)は14日、主力製品である「ブライトコーブ3」の日本語版を正式に公開した。



 ブライトコーブ3は、動画配信の仕組みを作る環境をネット経由で提供するPssS(Platform as a Service)型の製品。複数の動画を同時にアップロードしたり、配信サイトを手軽にデザインできるなどの特徴がある。すでに国内ではメディア企業を中心に30社が導入しており、TBSは無料の見逃し視聴サービスに同社の技術を採用している。


 ブライトコーブは、世界27カ国で約700社のユーザーを抱える。記者会見に臨んだ米国本社のジェレミー・アレイアCEO(=写真)は、「日本はブロードバンドの普及が世界トップクラスで、メディアビジネスの規模も大きい。一方で動画の活用はまだ黎明(れいめい)期にあり、市場としては実に魅力的」と述べ、日本を戦略的に重視する姿勢を示した。


 日本語版の公開を機に、製品の完全版を30日間無料で利用できるキャンペーンを開始した。同社のウェブサイトで申し込みを受け付けている。


■関連リンク
ブライトコーブ
http://www.brightcove.co.jp/


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