2008年4月23日水曜日

Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」、利用者数が1年で2.7倍に――ネットレイティングス調査

 インターネット視聴率の調査会社、ネットレイティングス(東京・渋谷、萩原雅之社長)は4月22日、2008年3月のインターネット利用動向調査の結果を発表した。CGMの一分野である「Q&Aサイト」の利用が急増。ヤフーの「Yahoo!知恵袋」の月間利用者数が前年同期比2.7倍の1261万人、NTTレゾナント(東京・千代田)の「教えて!goo」も同1.5倍の781万人になった。



 調査は家庭のパソコンからのアクセスが対象。萩原社長は「昨年2月にもQ&Aサイトの成長に注目したデータを公表したが、その後も予想を超えるスピードで拡大している。米国と比べて利用率が高いことから、日本人好みのサービスともいえそう」と分析している。


(ネットレイティングスの発表内容はこちら↓)
成長著しい知識・情報共有サービス、「Yahoo!知恵袋」の利用者数は1年で2.7倍に(2008年4月22日)
「教えて! goo」、「Yahoo! 知恵袋」が急成長、利用者が共に初の400万人超え(2007年2月22日)


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 日経メディアラボは2007年11月に実施したネット利用者アンケート(20―50代の男女計1000人)で、各種CGM(ブログ、SNS、動画共有サイト、掲示板、クチコミサイト、Q&Aサイト)の閲覧頻度の変化を尋ねたことがある。そのときの結果によると、回答者のうち22.6%が「Q&Aサイトの閲覧が1年前に比べて増えた」または「1年前に比べてやや増えた」と回答。動画共有サイト(46.9%)、SNS(38.3%)、ブログ(32.2%)ほど多くはなかったが、クチコミサイト(22.3%)、掲示板(21.6%)を上回る勢いをみせている。


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