2008年5月20日火曜日

モディファイのRSSフィード活用サービス、法人需要に照準

080519
 モディファイ(東京・渋谷、小川浩社長)は5月19日、RSSフィードを活用した情報収集・共有サービス「MODIPHI APPS(モディファイ・アップス)」を公開した。1年前(2007年5月)から試験提供してきた無料サービスをリニューアルし、法人向けの有料サービスとして展開していく(ただし個人、大学、官公庁などは引き続き無料で使える)。



 新サービスではRSSリーダーのほか、RSSフィードの編集機能、収集・作成したRSSフィードをブログやホームページの部品として加工できる機能などを提供する。機能追加に加え、画面のデザインも以前の黒とシャンパンゴールドの組み合わせから、白を基調にしたシンプルなものに変更した。企業の広報・IR(投資家向け広報)や、従業員の情報共有に使う企業情報ポータルに組み込む用途などを見込んでいる。


 法人は月5250~12万6000円の利用料を支払う仕組み。年間100社からの受注を目指す。同日都内で会見した小川社長は「1年前に試験提供を始めた当初は、企業向けにするか個人向けにするか見極めがつかなかったが、個人の利用者が(RSSフィードを使って集めた様々な情報を加工して)どんどん情報発信していくのはまだ先だと判断した」と話した。また、法人向けの用途に的を絞ったサービスを提供することで、利用者が好きなコンテンツを選んで1つのウェブページに表示できるグーグルの「iGoogle」サービスなどととは違う市場を開拓していくという。


■関連リンク
ニュースリリース (日経プレスリリース
MODIPHI APPS http://www.modiphi.com/


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