2009年6月13日土曜日

共同通信、電子看板に最新ニュース配信・専門展示会で紹介

Ds03  店舗や交通機関、街頭などに設置するデジタルサイネージ(電子看板)の専門展示会「デジタルサイネージジャパン 2009」(第1回)が10日から12日まで、幕張メッセ(千葉市)で開催された。映像表示や音声システム、コンテンツを配信するためのネットワーク、センサーやタッチパネルと組み合わせた応用事例などを57社・団体が紹介した。主催はデジタルサイネージジャパン実行委員会。



Dsj02  機器やソフトの展示が目立つ中、共同通信社のブースでは、デジタルサイネージ用のコンテンツとしてニュース配信サービスを紹介していた。まだ開発中で、利用料金や最終的なデザインは今後検討を進めるという。「歩いている人に足を止めてもらうため、動きのある形で表示するなど工夫が必要」と担当者は話す。空港での利用を想定し、英文ニュースもメニューに加える考えだ。


 この展示会の実行委員長を務めた中村伊知哉氏(慶應大学大学院メディアデザイン研究科教授)は、会場の雰囲気について「米国のこうしたイベントではディスプレーやネットワークソリューションをそのまま紹介するケースが多いが、ここでは多くの出展社が実際の利用シーンを想定したデモを行っており、より分かりやすいものになった」とコメント。今後、毎年の開催を予定しており「今回の共同通信社のような、サイネージ向けコンテンツの参加が増えていくと、さらに有意義なトレードショーに成長するのではないか」と期待を示した。


■関連サイト
NIKKEI NET IT PLUSの記事
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/entertainment.aspx?n=MMITef000010062009


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