2005年12月16日金曜日

「来年はコックピット型の個人サイトが登場」

Medialab 日本経済新聞社の研究機関、日経メディアラボは15日、来年のメディアに関する展望をまとめた「メディア予測2006」を発表した。ブログ(日記風の簡易型サイト)などの更新情報を配信する規格「RSS」が普及し、インターネットから必要な最新情報を選別して個人のサイトに表示する「コックピット(操縦席)型」=イメージ写真=情報収集が一般化すると予測する。 









ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)はブログだけでなく、ニュースサイトなどからもRSS配信の仕組みを使って幅広くコンテンツ(情報の内容)を集められるようになると見ている。SNSの利用者が持つ個人サイトは気圧や飛行高度などが計器板に表示される飛行機の操縦席のように情報が集まるため、利用者は仕事や生活に必要な情報をチェックしながら、日程管理や行動の意思決定が可能になる。





操縦席型の個人メディアが普及する影響については、ポータル(玄関)サイトから情報を検索するネット利用者が減少し、検索エンジンの影響力が減少する可能性があると分析。個人サイトが発信した情報が別の個人サイトに伝わる口コミを活用したマーケティングも活発になると見ている。操縦席型の個人サイトを外出先で閲覧する需要が増えることから高速通信機能を備えた携帯情報端末(PDA)もヒット商品になると予測している。


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