2006年1月27日金曜日

毎日放送、CM入りポッドキャスト番組





毎日放送は27日、CMを入れた音声番組のインターネット配信「ポッドキャスティング」を始める。テレビのドキュメンタリー番組「情熱大陸」を紹介する番組「情熱大陸+P」を毎週1回更新する。ポッドキャストCMの広告主はテレビ番組のスポンサーであるアサヒビール。毎日放送は広告収入を得るポッドキャストの早期事業化を目指す。










毎日放送は全国ネット番組に関連したポッドキャストは「全国初の試み」と説明している。「情熱大陸+P」は番組の担当プロデューサー中野伸二氏、作家の重松清氏ら4人が毎週テレビの「情熱大陸」についてコラムを交代で執筆し、テレビ番組でナレーションを担当している窪田等氏がコラムを朗読する。



約7分間の番組の途中、50秒のCMが入る。アサヒビールの主力商品「スーパードライ」のラジオCMをポッドキャストに転用する。アサヒビールの黒木誠也宣伝部長は「(ポッドキャストの)番組で『スーパードライ』という商品の世界観を打ち出すのはブランディングの意味がある」と強調している。



新聞、テレビなどのメディアは自社のコンテンツ(情報の内容)に関連した番組のポッドキャストを試験的に始めているが、本格的に事業化できるメドが立っている事例は少ない。








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