2005年10月14日金曜日

東京の繁華街に巨大なQRコードが出現

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東京・新宿駅前ビルの壁に巨大なQRコード(二次元コード)が登場した。正体はノースウエスト航空の屋外広告で、「トラベル川柳キャンペーン」への誘導のためのQRコードである。縦9.17メートル、横10.94メートルのクリエイティブは、「QRコードを主とした屋外媒体のキャンペーンとしては最大級の大きさ」(広告を扱ったマインドシェア・斎藤謙一シニアプランナー)で、通りがかる買い物客の目をひいていた。



ノースウエスト航空は、QRコードが目立つユニークなクリエイティブに関して「QRコードは消費者に認知してもらう一つの広告手段。遊び感覚であるが、先進的なイメージを強める効果がある」(三好敏文コンシューマー・マーケティング部長)と自信を持っている。今回のキャンペーンは、海外旅行をテーマにした絵文字入りの川柳を投稿してもらい、最優秀作品を選出する。ターゲットは携帯電話をアクティブに活用する絵文字好きの若年層。キャンペーンは10月3日から始まっており、途中経過について、「反応はもちろん若い人中心だが、テクノロジー好きのビジネスマンからも反応があり、より広い層からのレスポンスが得られている」(三好部長)と上々の成果を挙げているようだ。


テレビ広告と検索連動型広告を組み合わせるクロスメディア展開が活発になり、QRコードやURLを掲載する出版広告も増えている。こうした動きの背景には広告主が自社サイトへの誘導数を重視し、広告という投資に対するリターン(見返り)を求める傾向が強まっていることがある。巨大QRコードの出現により、屋外広告も携帯電話サイトへの誘導が可能になり、今まで広告効果測定が困難だったマス広告がリターンという「結果」を厳しく問われる場面がますます増えそうだ。


同様の屋外広告は東京・銀座にも展開。新宿南口フラッグスビル(写真)は10月23日、銀座山野楽器ビルは10月28日まで掲載している。


3 件のコメント:

  1. 新宿南口を急いで通り過ぎた為、気にもかけなかったのですが非常にインパクトがあったせいか、脳裏に焼きついており、このHPで思い出しました。非常に斬新ダスね。ただ、インパクトに対して何の広告って理解するのに時間がかかりましたね。でも面白いですね、このアイディアは。

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  2. こんにちは!
    岩手からのカキコでっす!
    最近、宣伝広告の勉強はじめた
    齋藤といいます。
    しかし東京ってのはすごいですね。
    目のつけどころが違うってゆーか。
    これ考えた人、頭いいですね。相当。
    しかも名前俺とかぶってるし・・・
    いつになるかわかんないけど
    来週東京行きますので絶対要チェックですね。
    勉強なりました。
    先週も東京行ってきました。

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  3. 広島の不動産会社が15mの巨大QRコードを使用したのが、いままでの最大みたいです。ギネスに申請したということみたいですが・・・
    http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0612/18/news045.html
    しかも「デザインQR」というロゴ入りみたいです。
    http://d-qr.net/

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