2005年11月2日水曜日

書籍の中身検索に講談社など280社が協力

インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・渋谷)は1日、書籍の中身をネットで検索できるサービスを始めたと正式発表した。講談社、PHP研究所など280社の出版社が協力。キーワードで書籍を検索し、本のタイトルだけでなく、文中にキーワードが含まれている書籍を探して、そのページを閲覧することができる。検索が可能な書籍は13万冊。



米アマゾン・ドット・コムは2003年10月に同様のサービスを始めている。日本でのサービス名は「なか見!検索」。過去にアマゾンジャパンを利用して商品を購入した実績があるユーザーが新サービスの対象になる。キーワード検索で探したページと前後の2ページを含めて合計5ページを無料で「立ち読み」できるため、ユーザーは書籍の中身を確認してから購入することが可能になる。


ユーザーによっては、5ページ分を無料で読むだけで満足して、購買には結びつかない場合もあるが、2年間の実績がある米国では、書籍の内容への理解が深まり、結果的に書籍の拡販につながっているという。アマゾンジャパンは今後も出版社との関係を強化して、検索可能な書籍を増やしていく方針だ。


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