2006年9月15日金曜日

ミクシィ社長、EC参入に意欲 コンテンツ販売も

東京証券取引所マザーズに14日、新規上場したソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手のミクシィが電子商取引事業への参入を検討している。SNSサイト「ミクシィ」は570万人分の会員登録を確保し、会員同士が日記やメールなどを使って活発にコミュニケーションしているため、「SNSはデジタルコンテンツの販売も親和性が高い」(笠原健治社長)と見ている。音楽や映像などのコンテンツ(情報の内容)のほか、ネット上での自分の分身となるキャラクター(アバター)を販売することも視野に入れている。



















Kasa_3 笠原社長=写真=は同日、上場後の記者会見で、SNSサイト「ミクシィ」を活用した新事業について「EC(電子商取引)的な展開もあり得る。BtoC(企業の一般消費者向け販売・サービス)で、企業からの出品により商品を提供してもらうほか、CtoC(個人間取引)の収益もある」と述べ、EC分野進出に意欲を示した。会員同士によるネットを活用したオークションなどを想定しているという。株式上場で調達した資金を活用して、新サービスを立ち上げるために必要なM&A(企業の合併・買収)も検討するとしている。





ミクシィ株は同日、個人投資家を中心とした人気から買い気配のまま取引が成立せず、最終気配は公募価格の2倍を超える315万円になった。















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