2006年9月26日火曜日

ブラックベリー、来春にも日本語対応に

Bb_2 カナダの携帯情報端末(PDA)大手、リサーチ・イン・モーション(RIM)は25日、2007年春をメドに、多機能携帯電話端末「ブラックベリー」=写真=の日本語版サービスを開始する方針を明らかにした。RIMはNTTドコモと組み、ブラックベリーを企業内システムに接続して、外出先で業務をこなせるサービスを26日に開始する。英語版のみのため、現在は国内の外資系企業からの受注が中心だが、日本語に対応することで日本市場の開拓を本格化する。

























Rim_1 RIMのマイク・ラザリディス社長兼共同最高経営責任者=写真=は25日の記者会見で、日本語版サービスの開始時期について「来年の第2四半期に対応する」と表明した。NTTドコモの星沢秀郎取締役も「RIM社が日本語化の対応を検討しているので、もっと(両社が)ウィン・ウィンの関係になり、パソコンや携帯電話を超える日が近くなるように緊密に連携したい」と述べ、ビジネス用途のPDA市場開拓に期待感を示した。現段階では英語版のみのため販売目標を確定できないという。





NTTドコモはブラックベリーを調達し、法人向けにRIMブランドで販売。25日時点で、すでに1400回線分を受注済みとしている。法人向けサービスに加え、個人のビジネス用途を想定したサービスも検討する。日本で販売する「ブラックベリー8707h」の価格は約6万円。1台当たり月額5985円で、企業のグループウエアとブラックベリーを連携させた法人向けサービスを提供する。





ブラックベリーは日本国内ではNTTドコモの「FOMA(フォーマ)」に接続して、携帯電話としても使える。PDAとしては、電子メールの閲覧・作成、スケジュール管理、インターネット、表計算やワープロのファイル閲覧などの機能を備えている。英語版のサービスでもネットのホームページ閲覧などで、日本語のフォントを表示することは可能だ。













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