2009年4月22日水曜日

朝日新聞、用語コンテンツのプラットフォーム開設

Kotobank01  朝日新聞社は22日、価格比較サイトなどを手がけるECナビ、講談社、小学館、朝日新聞出版と共同で用語解説サイト「kotobank(コトバンク)」を開設すると発表した。23日から正式にサービスを開始する。





 kotobankは朝日新聞社の時事問題に関するキーワードや、講談社の「日本人名大辞典」、小学館の国語辞典「大辞泉」、朝日新聞出版社の用語事典「知恵蔵」などの内容を収録しており、約43万語から知りたい言葉の意味を一括検索できる。利用は無料。 



 朝日新聞社が事業のとりまとめ役となり、サイトの開発・運営をECナビが担当する。検索連動型広告により収入を確保し、コンテンツを提供している各社に分配する。


Kotobank02  朝日新聞社デジタルメディア本部の大西弘美本部長は会見で「インターネット上の用語解説に関するオープンなプラットフォームを作った」と述べた。今後、さまざまなコンテンツを保有する事業者に幅広く呼びかけ、参加を促していくという。


 来年3月までに1億円の広告収入を見込んでおり、3年後にはコンテンツを200万語程度にまで拡大する計画。検索連動型広告以外の収入モデルも検討する。大西氏は「1社が単独で提供できる情報は限られる。メディア業界全体が厳しい状況ではあるが、企業や新聞・出版という枠組みを超えた取り組みを進め、業界の新風となっていきたい」と意気込みを語った。


(参考リンク)
http://kotobank.jp/


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